2026年お正月

家族の物語
2026年 お正月
お正月の舅
例年なら、舅がまとめた「孫たちの抱負」が配られるはずだった。
けれど、今年はそれがなかった。
2026年 お正月
まとめ書きを持つ夫
代わりに夫が持ち帰ったのは、一枚の「まとめ書き」。

「将来は、孫たちの側の近くに住みたい」

義兄も、同じものを受け取っているだろうか。
2026年 お正月
考え込む主婦
夫とは、まだそのことについて話していない。
かつて伝えた「実の親とも同居は嫌だ」という私の本音。

誰が嫌いなわけでもない。ただ、自分の生活を侵食されたくないだけ。
2026年 お正月
一人の時間を過ごす主婦
夫は楽器を抱えて義実家へ。娘は図書館へ。
家の中に広がる、静かな一人の時間。

長女がグループホームに入って10ヶ月。この21年で、一番穏やかな心地よさに包まれていた。
2026年 お正月
窓の外を見る主婦
解放されたのも束の間。
同居の影は避けられない。

けれど、私は私の生活を守りたい。

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