紅茶派の娘が「コーヒーを淹れて」と言った日。

家族の物語
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キッチンに広がる香りと、娘の背中
年末年始、自習室へ向かうお兄ちゃんたちの姿をずっと見ていた次女。
その背中を追うように、最近では彼女もスタバ併設の自習スペースに通い始めました。
我が家は、夫も義母も、そして次女も「紅茶派」。
そんな中で私一人が「断然コーヒー派」なのですが、スタバでの一杯は彼女にとって新鮮な体験だったようです。
次女
コーヒーの力ってすごいね……!一昨日の夕方に飲んだせいで、昨夜はなかなか寝付けなかったよ。
カフェインの効果(と寒さ!)を身をもって知った彼女に、思わず笑ってしまいました。
そんな彼女が、今日は試験当日。「お母さん、珍しいけど……コーヒー淹れてくれる?」と少し照れくさそうに頼まれました。
いつものコーヒーメーカーが、コトコトと音を立て始めます。
待ち時間に、彼女がふと疑問を口にしました。
お母様
この袋にはドリップコーヒーって書いてあるね。……ねぇ、ドリップって「手で持つ(グリップ)」みたいな意味じゃないん?
次女
へー、そうなの?……あ、ググったら「滴る(したたる)」って意味なんだって!
お母様
(ポタポタ音を立てるコーヒーメーカーを指差して)
本当だ。ポタポタ滴らせて作ってるもんね。
朝のキッチンで、二人で少しだけ賢くなった気分。
娘が持っていった水筒の中身が、彼女の頑張りをそっと支えてくれますように。
いってらっしゃい。今日の試験、応援しているよ。

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