大人の中国語学習を楽しく続ける4つの方法|HSK1級を目指して

中国語学習

子育てが一段落し、ふとできた自分の時間。更年期の体調の波と付き合いながらも、日常に心地よい「はりあい」がほしいと思い、この夏から中国語の勉強を始めました。まだ3ヶ月ほどの初心者ですが、「楽しく続ける工夫」ならお伝えできると考え、この記事を書いています。

この記事では、大人になってから語学を始めたい方に向けて、私が中国語学習を始めた理由と、続けるために実践している4つの方法をご紹介します。

中国語を学ぼうと思った3つの理由

娘の趣味を理解したい気持ち

今年の夏休み、娘が留学に出かけました。留学先で出会った友人の話を聞くうちに、「親が子どもの好きなものに歩み寄ることで、家族の距離が縮まることもあるんだな」と感じました。私も、娘の関心のある世界を少しでも理解しようと努める姿を見せたい、と思ったのが最初のきっかけです。

来年、ホストファミリーになるかもしれない

来年、中国人留学生のホストファミリーになる可能性があります。計画自体が変更になることもありますが、娘が希望していることもあり、片言でも中国語で会話できたらと考えました。

そう思った背景には、娘の留学中にお世話になった現地の世話人さんの存在があります。直接お会いしたことはなく、WeChatのグループチャットでやりとりしただけですが、日本人以上に礼儀正しく、細やかな気配りと行間を読む力を備えた、流暢な日本語に驚かされました。娘のスマホ決済のトラブルにも親身に対応してくださり、「私も相手の言葉で感謝を伝えられるようになりたい」と心を動かされました。

夢中になれる新しいことを始めたかった

人生の折り返しを意識する年齢になり、一生懸命になれる新しいことに挑戦してみたい気持ちもありました。

楽しく続けるために実践している4つの方法

方法1:まず目標となる検定を決める

中国語の代表的な検定には「HSK」と「中検(中国語検定)」があります。過去問や参考書を見比べた印象では、中検は初級でもピンイン表記を正確に覚える必要があり、覚える単語数も多めでした。そこで私は、まずHSK1級の合格を目標にしました。

すでに3級に合格している娘からも「今のお母さんなら1級は受かるよ」と背中を押してもらいました。ただし注意点があります。HSKは新基準(HSK3.0)への移行が進んでおり、新基準では1級の必要単語数が150語から500語に増えます。受験を考える方は、実施時期や出題範囲を必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

方法2:教材は「安く揃えて、いきなり参考書に頑張りすぎない」

フリマアプリで中古の教材を安く買い集めました。ただ、買った本を順番にめくってみても集中できず、気が散ってしまったのです。そこで作戦を変え、YouTubeやAIで中国語の音に親しんでから、参考書で基礎を固める順番にしました。

中国語学習用の中古テキストとCDが並んでいる写真
集中できず気が散ってしまった、買いすぎた教材たち

独学では「教材を揃えただけで満足してしまう」ことがよくあります。最初は「耳慣れ」を優先し、参考書は後から使うほうが、私には合っていました。

方法3:Instagramで「勉強アカウント」を作る

大人の勉強は、誰にも強制されない「自分との戦い」です。一人で黙々と取り組んでいると、どうしても折れそうになる日があります。そこで、Instagramに勉強の記録用アカウントを作りました。

  • 成長を振り返れる:ゼロから単語が増えていく過程が見えて、自分を励ますお守りになります
  • 刺激がもらえる:アルゴリズムによって、全国の学習者の投稿が流れてきます。大量のノートや、実際に話している動画、資格取得までの道のりなど、その熱量に触れると「私もやろう」と思えます
  • 休んでも戻りやすい:家族の用事で勉強を休んだ日があっても、記録を見返すと再開しやすくなります

私の勉強記録は、こちらのアカウントで発信しています。同じように学習中の方は、ぜひのぞいてみてください。
Instagram「amateurblogger_n_」

方法4:YouTubeとAIを組み合わせて学ぶ

私が実際に行っているのは、次の流れです。

  1. YouTubeでHSK1級の単語と例文の聞き流しをする
  2. 音を聞いて書き取る練習をする
  3. 文法でつまずいたら、AIに質問して確認する

150語なら比較的覚えやすかったのですが、500語となると一気にハードルが上がります。文法の疑問が増えてきたので、その都度AIに確認しながら進めています。ただし、AIの回答が常に正しいとは限りません。参考書や公式の情報とも照らし合わせることをおすすめします。今後は、音を聞いて書き取る訓練を中心に進める予定です。

「没頭できる時間」は、期間限定のギフト

2ヶ月ほどで基礎的な単語を覚え、次の壁(500語)の前で立ち止まったり、家族の帰省で勉強をお休みしたり。進んだり休んだりを繰り返す中で感じたのは、「何かに没頭できること自体が幸せだ」ということでした。

もし身近な人に手厚いケアが必要になれば、勉強どころではなくなるでしょう。単語の多さに悩んだり、連休中に「進まなかったな」とモヤモヤしたりできるのは、日々の生活が平穏だからこそです。そう思うと、壁にぶつかる時間も愛おしく感じられます。

まとめ:自分らしいペースで、学びを味わう

  • 目標の検定を決めると、勉強の道筋が見える
  • 教材は「音に親しむ → 参考書で基礎固め」の順が続けやすい
  • 勉強アカウントで記録を残すと、モチベーションが保てる
  • YouTubeとAIは、聞く・書く・疑問を解消する補助役として活用する

毎日完璧に勉強できなくても大丈夫です。家族との時間を優先して休む日があってもいい。更年期の体調と優しく付き合いながら、自分のペースで学びを楽しんでいきたいと思います。同じように大人になってから語学を始めた方の参考になれば嬉しいです。

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